自分の見たいポスターを巡ったあと、夕食に集合する約束まで時間があるときには、熱いコーヒーを買って、外の公園へ出てのんびり過ごすこともあった。バス通りとは反対の、学会場の裏手へ出ると、眼前には人工の入江にヨットハーバーがあり、その向こうに芝地の公園があって、そのままサンディエゴ湾を臨むビュースポットになっていた。
サンディエゴ湾を挟んで向かいにはコロナドの半島があって多くの建物が霞んでシルエットになっていた。
今回はサンディエゴ旅行中の食事について。
サンディエゴの学会場Convention Centerは細長い形で、ガラスの屋根で温室のようになっていて、外観には円と直線を基調としたアールデコな装飾が施されていた。
トロリーに乗ってSanta Fe Depot駅で下車すると、漆喰の白に包まれたコロニアルな雰囲気が漂う駅舎に出会うことができた。
例によって我々の研究室と姉妹研究室から、複数のポスター演題を発表したので、みんなでぞろぞろと旅行することになった。
The Stability ofNR2B in the Nucleus AccumbensControls Behavioral and Synaptic Adaptations to Chronic Stress![]()  | 
DA:ドパミン、5-HT:セロトニン、Glu:グルタミン酸 
NE:ノルエピネフリン、GABA:γアミノ酪酸 
Shirayama et al, Curr.Neuropharma,2006より改変 | 
今回紹介する論文は無侵襲で動物のin vivo脳活性を調べることが出来る方法としてマンガン造影MRI (Mn-enhanced MRI, MEMRI) を提案している論文です。MEMRIについては日本語の論文がいくつかありますので、そちらを参考にしてください(論文1, 論文2)。
Inter-brain synchronization duringcoordination of speech rhythm in human-to-human social interaction
| マウス脳内にできた老人斑 | 
| 論文より。Figure 1 を改変 |