2013年12月3日火曜日

Neuroscience2013(SfN) 学会参加の旅行記3

サンディエゴの学会場Convention Centerは細長い形で、ガラスの屋根で温室のようになっていて、外観には円と直線を基調としたアールデコな装飾が施されていた。


学会場のすぐ近くにはGas Lamp Quarterという繁華街があって、飲食に出かけるのに便利なほか、トロリー駅も近いので短時間の観光に行くも戻るもすぐできる。


トロリーに乗ってSanta Fe Depot駅で下車すると、漆喰の白に包まれたコロニアルな雰囲気が漂う駅舎に出会うことができた。
駅舎の内装は紺と黄色のスペイン風のタイルで装飾されていた。

ここにはAmtrakの列車も停まっていて、日本にはないような巨大な車両に驚いた。いろいろと写真を撮って、にわか鉄道ファンのようである。


ミッドウェイ博物館はSanta Fe Depot駅から歩いていける距離である。
務めを終えた空母ミッドウェイがそのまま博物館になっていて、海軍士官の生活風景や防災対策について、そして駐機場と滑走路を兼ねる甲板まで見学できた。
迷路のような艦内の通路を、見学者は足元に気を払いつつ進んでいくことになる。
ところどころに置かれたマネキンがリアリティを生んでいた。

盛り沢山の内容を楽しく解説する多言語対応(日本語もある)のオーディオナビのレンタル込みで、入場料$19はとても手頃だ。しかしあまりに盛り沢山で、ちゃんと聴きつつ巡ると3時間以上かかりそうだった。


トロリーのOld Town Transit Center駅の辺りはだいぶ郊外の感が出てきて、高いビルもなく住宅も広い庭を伴ってのびのびとしていた。

駅から道を渡るとすぐOld Town州立歴史公園で、観光エリアになっていた。熊の絵にCalifornia Republicと書かれた旗が立つ芝地を囲んで、資料館や土産物店が幾つも並んでいた。
敷地内は未舗装の砂地が残してありサボテンが点在している。昔カリフォルニアがメキシコ領だった頃の面影だそうで、資料館の展示も昔の街並みや馬車、通信技術といった内容だった。


どれも資料館を兼ねるような風で、葉巻、ジャム、紅茶、岩石・貴石などを売るそれぞれの専門店が並んでいた。
土産物店はメキシコ風雑貨を扱っているところであっても、客にすがりつくような途上国っぽさがなく、快適に見て回ることができた。


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Photos:
Santa Fe station;
Old town;
Confectionery making candy;
all from San Diego, CA

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