2011年11月29日火曜日

Neuroscience2011(SfN) 学会参加の旅行記 6


帰路の始まり。暖かい雨の日。
早朝ホテルを出てレーガン国際空港へタクシーを飛ばす。かなり早めに出発した上に、チェックインがあっさり済んでしまい、長時間のひまが出来てしまった。
カフェで朝食を買い、土産物店を見たり、書店で本を買ったりして過ごす。

往路と同じ細いボンバルディア機で1時間ほどのフライト。
NY/JFK空港へはすんなり移動できた。

NY/JFKでの乗り換え待ちはわずか1時間。

のはずだった。

2011年11月28日月曜日

Neuroscience2011(SfN) 学会参加の旅行記 5


朝着替えようとした同行者1名がギックリ腰を発症した。彼は痛みで動けず、氷冷しながらホテルで休むことにした。

学会場とホテルの3kmほどを結ぶ無料シャトルバスの車窓から、並ぶ行列が見えて気になっていた店があった。下車出来ないのでやむなく歩いて行ってみた。U street沿いにあるBen's Chili Bowlへ。

下調べではオバマ大統領が食べたとのことで、オバマほか有名人と思しき写真がいくつもあった。チリドッグを食べた。美味しい。そして辛い辛い。アフリカ系居住区だったらしく、店周辺も店内も黒人だらけだった。

2011年11月25日金曜日

Neuroscience2011(SfN) 学会参加の旅行記 4


快晴。やや寒い。
時差ぼけで早朝に目が覚めるのは、もはや旅行期間中に解消しないだろうと諦める。

空腹のまま地下鉄でUnion stationへ行く。石造りの壮麗で巨大な駅舎。映画に出てきそうだ。
中にはショップも充実している。Whitehouse gift shopはここにもあった。駅ビル構内なのにテラス風のカフェで、アップルパイとオレンジジュースを朝食にした。パイはもう、すごく美味しかった。さすがリンゴの国だ。

鉄道の写真も撮りたかったが、ゲートをくぐる必要がありそう&警備員が一々こちらを見るので、諦めた。チケットなしで列車に近寄れるヨーロッパとは仕組みが違うようだ。それとも首都ゆえの警戒だろうか。

駅の隣の郵便博物館も他の美術館・博物館と同様、入り口は所持品チェックがある。

2011年11月24日木曜日

Neuroscience2011(SfN) 学会参加の旅行記 3

やはり朝早く目が覚めてしまったので、朝焼けを見つつ近隣を散歩。快晴、かなり寒い。

ホテル周辺は超高級住宅+大使館街なので、ステキな建築が次々に現れる。寒暖差があるせいか、街路樹や庭木のたいへん鮮やかで美しい紅葉を見せる。桜の葉があまりに綺麗な黄色に紅葉するのを、初めて見た。

Dupont Circle近くのFreshfarm marketという日曜朝市へも行ってみた。
野菜、生花、果物、パン、チーズ、蜂蜜など、農場直営の出店が20件以上はあっただろうか。加えて季節柄、大きなクリスマスリースも売られていた。小ぶりで固く甘いリンゴはどこでも(スーパー、駅、空港でも)売っていて、齧りながら歩く人をたまに見かけた。


2011年11月22日火曜日

Neuroscience2011(SfN) 学会参加の旅行記 2


時差ぼけで、朝5時に目が覚めてしまう。これがjet lag syndromeか。

軽く朝食を摂ったら短時間の街を見に出かけた。快晴だがやや寒い。

さっそく地下鉄でホワイトハウスを見に行った。周辺は省庁や巨大企業の本店などのビル群が、ヨーロッパや米東部式の建築美を競うエリア。それらを見ながら、ホワイトハウスへ到着。FBIと書かれたパーカーを着た子どもたちを見かけ、羨ましくなる。ホワイトハウスは柵で囲まれ、当然ながらあまり近くへは行けないが、定番の場所でいくつか写真を撮った。

街中でも木のある所にはたいていリスが居た。どんなに可愛くても、咬まれると病気になるので注意。

近くにあるWhitehouse gift shopで、政治家や政府の建築に因んだ雑貨を売っている。毎年新作が発売されて人気を博すという、クリスマスオーナメントを買う。

2011年11月21日月曜日

Neuroscience2011(SfN) 学会参加の旅行記 1


北米、ワシントンDCで開催されたNeuroscience2011という世界最大の神経科学会に参加した。
我々の研究室と姉妹研究室からは、複数のポスター演題を発表した。

以下は院生たちの旅行記。

*********************


寒い雨の日。成田空港の出発ロビーで、同便に乗る人たちで合流。セルフチェックインの機械に翻弄されつつも何とか発券できた。
待ち時間に、最後の日本食としてうどんやかつ丼を食べた。

利用した航空会社は、成田空港をアジアとアメリカを繋ぐハブとして使っているらしく、日本以外のアジア系の旅客が多い印象だった。同じ学会に行くのであろうポスターの筒を携えた人も散見した。

2011年11月8日火曜日

第34回 神経科学大会_レビューその3-2

前回に続き、
「NMDA」というkey wordでまとめてみた。

2009年に比べ、2010以降はポスターの発表数が増加。
また、2010-2011においては、特に発表数や形式に変化は見られない(右図)。
******************************************
以下、興味を引いた研究室

名古屋大学
このラボでは、統合失調症に関連があるとされるDISC1 (Disrupted-In-Schizophrenia 1)の機能を調べている。
DISC1は細胞増殖やその後の細胞移動に関与していることが報告されている。

第34回 神経科学大会_レビュー その3

今回の抄読会も第34回神経科学大会のレビューを行ったのでその概要を紹介。
キーワードは、「DNA methylation」






2009-2011年にかけてのDNA methylationに関する発表数とその形式について
図1- Aからわかるように、シンポジウムの数が年々増加しており、それらの内容としては、神経発達や精神疾患関連のものが多かった(図1- B)。
******************************************
以下、興味深い発表を行っていたラボについて

奈良先端科学技術大学
このラボは、神経幹細胞の分化におけるエピジェネティクスの役割を調べている。
再生医療への応用を期待される分野であり、非常に注目度の高いテーマ。

2011年11月2日水曜日

姉妹研究室の引っ越し

本ブログオーナーズの所属する研究室から、姉妹的に誕生した研究室がある。

その研究室が、これまでの仮住まいから、新しく建った研究棟へ引っ越しすることになったので、我々も、部屋の中の整備(間取り決定、  什器購入、 鍵発注、…)や引っ越し業者の手配など、
あれこれお手伝いをした。

引っ越し先は高層ビル。富士山が見える高さだ。

*********************
その結果、抄読会が減ったので、ここのブログにアップする記事がなかった。
という言い訳。

もう少ししたら北米で国際学会に出席するので、また記事が書けそう。
旅行記とか。

*********************
複数大学にまたがる連合大学院というシステムで、大学院生や研究者を募集しているらしい。