2013年12月5日木曜日

Neuroscience2013(SfN) 学会参加の旅行記5

自分の見たいポスターを巡ったあと、夕食に集合する約束まで時間があるときには、熱いコーヒーを買って、外の公園へ出てのんびり過ごすこともあった。


バス通りとは反対の、学会場の裏手へ出ると、眼前には人工の入江にヨットハーバーがあり、その向こうに芝地の公園があって、そのままサンディエゴ湾を臨むビュースポットになっていた。
サンディエゴ湾を挟んで向かいにはコロナドの半島があって多くの建物が霞んでシルエットになっていた。


持っていたカメラでヨットや人々を写真に撮るうちに夕暮れが近づいてきたので、ついでに日が暮れるまで芝生に座っていた。

周囲には凧揚げをする男性、懸垂をするムキムキ男性、セグウェイに乗る一団、べったりと抱き合う男女など、みな様々に過ごしていた。



湾にはヨットやボートだけでなく、軍艦もしばしば通った。
同じように上空を軍用ヘリが何度も通る。軍の街でもあるようだ。

日が暮れるとたちまち身体に冷たい風を感じたのでもうよかろうと思って、バスに乗ってホテルへ戻った。




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最終日。
早朝にホテルを出てサンディエゴ空港を目指した。
この日に移動する研究者がたくさんいるとのことで、タクシー運転手の電話はひっきりなしに鳴っていた。

空港でのチェックイン後、市内の有名店らしいと下調べしてあったPhil's BBQが、搭乗ゲート近くにもあったので、朝食にしてみた。

BBQソースのかかった豚肉がハンバーガー状になったものは、付け合わせもメインも構わず全てが濃い味で弱った。
どのメニューも揚げたポテトが付いていた。


サンディエゴ発サンフランシスコ行きの飛行機が滑走路へ向かって移動し始め、予定通り離陸、のはずが、機長から「誠に不運なことに、重量バランスが悪くて飛べない。一旦駐機場へ戻って積み直す」とアナウンスがあった。
一週間前の、そして2年前の光景が我々の脳裏によぎった。
それにしてもこれを不運とは妙な物言いである。計量も積み込み作業も航空会社の人間の仕事なのだ。つくづく免責を重視する国だと認識を新たにした。

幸い速やかに積み替え作業を終え、定刻を少し遅れて離陸した。

サンフランシスコから成田への国際線はちゃんと定刻に離陸した。
西進する飛行機から見る外の風景はずっと夜であった。



成田空港に着くと夕方で、雨のせいでもあろうが大変寒く感じられ、サンディエゴとの気温差に驚いた。


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Photos:
San Diego Sunsets, CA
A big Christmas tree, San Francisco, CA

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