
ある日、昼食として、Richard Walker's Pancake Houseというパンケーキ屋へ行くことにした。
店の前に行列ができているのがホテルと学会場をつなぐバスから見えて、気になっていたのである。
非常に豊富かつ文字ばかりで想像不能のメニューに悩んだ末、定番らしきアップルパンケーキとオムレツ、それにジュースを頼んだ。熱々で運ばれてきたそれらは、案の定のアメリカンサイズだったが、評判になるだけあってさすがに美味しかった。
芳ばしく焼かれたオムレツのシンプルで穏やかな味付けに感心した。
アップルパンケーキは、片面にシナモン煮のリンゴを載せてオーブンで焼いたパンケーキで、さっぱりした甘味が好ましい。
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トロリーをCounty Center/Little Italy駅で降りると、当然リトルイタリーである。
各都市にあるような中華街とは異なり、イタリアらしさが街並みにはあまり分かりにくい。しかし、さすがに食事には色濃く表れていた。

シェルパスタのマリナーラと、スペシャルピザ、グリーンサラダを注文。従業員は皆小柄で太っていない。いざ運ばれてきた食事はどれも美味しく、パスタが"ちゃんと"アルデンテに茹でてあるのに感心した。
しかし案の定のアメリカンボリュームで、1人前のメニューも日本人にとっての2人前くらい盛られていた。
あと甘めのカリフォルニアワインは、イタリアンに合いにくい気がした。
(写真のピザは同店のものではない)
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ある日の夕食は、学会場の近くGas Lamp QuarterにあるMarble Roomというレストランにした。
赤を基調とした重厚な雰囲気の内装のわりにカジュアルなメニューとスタッフで、ドレスともランジェリーともとれるような、肩を出したセクシーな恰好の女性がサーブする店だった。
滞在中はサンディエゴの地ビールのStone IPAをよく飲んだ。
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ミッドウェイ博物館のすぐ南、The Fish Marketという鮮魚レストランへも行った。
タクシー運転手によれば市内で最も良いシーフードレストランらしい。

例によって文字ばかりたくさんあって判りにくいアメリカ式のメニューから、なんとか飲み物と食事を選んで、今回の学会や旅行を振り返るなどわいわい話した。
グリルされた魚に野菜を添えたものが無難で美味しかった。
この店では、メキシコが近いのに飲みそびれていたマルガリータの代わりに、シナモンシュガーを使ったシニャリータというオリジナルカクテルを頼んだ。甘くて強くて、さほど美味くはない。地ビールの方が良かろうが、失敗経験として面白がった。
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Photos: Foods! San Diego, CA
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