2011年11月25日金曜日

Neuroscience2011(SfN) 学会参加の旅行記 4


快晴。やや寒い。
時差ぼけで早朝に目が覚めるのは、もはや旅行期間中に解消しないだろうと諦める。

空腹のまま地下鉄でUnion stationへ行く。石造りの壮麗で巨大な駅舎。映画に出てきそうだ。
中にはショップも充実している。Whitehouse gift shopはここにもあった。駅ビル構内なのにテラス風のカフェで、アップルパイとオレンジジュースを朝食にした。パイはもう、すごく美味しかった。さすがリンゴの国だ。

鉄道の写真も撮りたかったが、ゲートをくぐる必要がありそう&警備員が一々こちらを見るので、諦めた。チケットなしで列車に近寄れるヨーロッパとは仕組みが違うようだ。それとも首都ゆえの警戒だろうか。

駅の隣の郵便博物館も他の美術館・博物館と同様、入り口は所持品チェックがある。
米国の郵便制度を支えた輸送手段としての郵便は、指名手配犯の捜索も行ってきたとか。世界の切手の展示も在る。

Union stationに一旦戻り、2階建て・屋根無しの市内循環バスに乗ってみた。このバスが巡るNational Mallという広大な公園地区には、スミソニアン協会管理の美術館・博物館群、連邦議会議事堂などが並び、容易に観つくせない。

2011年8月の地震以降立入禁止になってしまったワシントンモニュメントも眺めた。

ホロコースト記念博物館で、無名の被害者の半生を書いたカードを読みながら、二つの大戦の当時に思いを馳せた。

再びFive Guys'で昼食。

国立航空宇宙博物館・本館。
旅客機、戦闘機、ロケット、人工衛星の展示のほか、天文学の歴史を見たり、物理学実験を体験したりできるようになっている。

DC名物のカニ料理を食べに行った。
大きめのカニを1ダース、生ガキも頼み、ビールも飲んで待つ。茹でたカニに赤くて塩辛いスパイスを大量にかけた状態で出てきた。カニは渡り蟹のような菱形の甲羅を持っていて、味噌も身もしっかりある。テーブルクロス代わりに敷かれた新聞紙に直接置き、ハサミの部分を木槌で叩いて身を食べた。なかなか美味しい。殻はバケツへ入れる。何事も豪快である。レモンで食べた生ガキは生臭さが全くなくて感心した。

それから酒屋さんで地ビールを買い、抱えて地下鉄で帰った。ちょっとだけ飲んで寝た。

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Photos:
Union Station, Washington DC
Washington Monument, National Mall, Washington DC
The National Air and Space Museum, Washington DC
Spiced Crabs, Bethesda, MD, USA
Christmas tree on a roadside, Bethesda, MD, USA

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