ここにあるCafe Du Monde(本店・日本)の支店でベニエという名物ドーナツを食べた。
揚げたてで熱々のベニエは、さくさくもちもちとした甘くない生地である。
これに粉糖をどっさりかけてちょうど良い甘さになっている。量もほどほどで、おやつに良い。
これに粉糖をどっさりかけてちょうど良い甘さになっている。量もほどほどで、おやつに良い。
ただ同じく名物のチコリ入りコーヒーは苦手だった。
ここではスペイン/フランス統治時代の面影を残して、細かな装飾の施されたアイアンレースのバルコニーを誇る建物が街並みを作って壮観なのだ。
それらは単に住宅としてだけではなく、居酒屋・バー・ライブハウス・土産店・ギャラリー・アンティーク屋として活躍中である。
また街全体の治安が悪いので、夕飯どきに出かけて(比較的)安全な場所が他にないというのも理由の一つ。観光客はたいていこのエリアに行くことになる。もちろん学会参加者も多数見かけた。
the French Quarterの一角にあるジャクソン広場Jackson Squareへ。明るい時間の広場周辺には観光客がざわざわするほど歩いている。
ストリートパフォーマーや絵描きがぱらぱら居て、観光馬車もずらり。
アメリカ最古の教会St Louis Cathedralも広場に面している。
「黒人も白人も無い。我々は一つの人種だ。ただしメキシコ人以外は除く」とか、「我々の跳び箱になってくれる背の高い男性はいませんか。おや白人ですか、あなたはゲイでしょう?」などなど。
夕飯はステーキハウスShula'sへ。
厚い赤身の肉にカリフォルニアの赤ワインという組み合わせがアメリカらしい。そして優しい味付けがありがたい。
なぜかニューオリンズで食べる物は味付けがきつくないような印象を受けた。
甘味は例外。
夜、改めてFrench Quarterへ行くと、昼間とは違うけばけばしい喧噪を見ることができた。
最も賑わうバーボン通りでは、バーから酒をテイクアウトすることができ、好きなライブハウスをハシゴするのが楽しみ方の一つになっている。
沿道の店から聞こえるのは実はロックが中心で、ジャズの店も決してジャズばかりを演奏しない。ニューオリンズはジャズの町というより、偶然ジャズを生んだジャム(音楽的混交)の町という方が正確かもしれない。
バーボン通り沿道のホテルやバーの2Fバルコニーにそれぞれの客が下を見下ろしながら酒を飲んでいる。そこの店員や客引きがくれるらしく、客たちは手にじゃらじゃらしたプラスチックのちゃちなネックレスを持っていて、道行く人がバルコニーの客に愛想を振れば、彼らは笑顔でそのネックレスを投げて寄越すのである。首にいくつものネックレスをぶら下げているのでお調子者はすぐ判るようになった。
French Quarterの老舗ジャズクラブ、Preservation Hallへ行くも貸し切りのため入れずがっかり。代わりに無料で聞けるMusical Legends Parkでボーカル、トランペット、コントラバス、オルガンの演奏を愉しんだ。
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Photo:
the Beignet of Cafe Du Monde.
Streetscapes in the French Quarter, New Orleans.
Beed necklace for New Orleans Mardi Gras.
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