2012年10月30日火曜日

Neuroscience2012(SfN) 学会参加の旅行記 2

学会参加初日。

会場はErnest N. Morial Convention Center。地図で見ると昨年のワシントンDCの学会場のほぼ倍の広さ、幕張メッセの1.5倍もある。周辺区画と比較して5ブロックほどの土地を占める巨大な建物だ。
学会は1Fの大半をポスター会場と企業ブース、2F以上を口演会場に使っていた。
フードコートは複数あり、いずれもルイジアナ州名物のポーボーイ(フランスパンのサンドイッチ)やガンボ(米入りオクラスープ)、catfish(ナマズ)料理などのほか、果物や普通のホットドッグもある充実ぶりで、しかも安いのでなかなか便利。

しかし、それらは明日以降も同じメニューなので今日は無視。
まずは会場近くで毎週土曜にやっている朝市Farmers' Marketへ行った。
昨年行ったワシントンDCの朝市よりは随分小さめで寂しい。蜂蜜、パン、野菜などがあるのは同じだが、川・海が近いせいか、車海老ほどもある大きな海老を量り売りしていたのが目新しい。季節次第では牡蠣やカニもあるかもしれない。とはいえ、旅行中に海老を買うわけにもいかず。
結局Satsuma(温州みかん。なぜ薩摩?)12個/$5と、自家製チョコマフィンを買った。なじみのあるみかんの味が、現地の味覚に慣れるまで、我々に舌のソフトランディングを許してくれた。その代わりチョコマフィンは衝撃的な甘さだった。何事もバランス、いやできれば中庸をお願いしたいと思った。

朝市から歩いて会場へ。

会場へ入ってすぐは気づかなかったが、しばらくすると猛烈な寒けに襲われた。節電ムードの続く日本の感覚で居たせいか、冷房でしっかり冷やすおもてなしが効いてくる。このおもてなしは東南アジアに近いかもしれないと思いながら、時々屋外(30℃)で日なたぼっこをし、会場へ戻るのを繰り返した。
それなのに多くの参加者は半袖でずっと会場に居る。さすがは肥満大国アメリカ。

夕飯は2班に分かれてニューオリンズいちの繁華街French Quarterにある別々の店へ。
A班はクレオール料理を安く提供するというGumbo Shopという店へ。アメリカにしては手頃な量と味と価格で、ジャンバラヤ、ガンボ、ナマズのフライなどを愉しんだ。
B班はあるオイスターバーに行くも大人気で入れず、近くの別のオイスターバー?に行ったという。しかしそこは目に見えて不衛生だったらしく、翌日軽く体調不良になってしまった。また音楽の生演奏が大音量でまともに話もできなかった。

夜間、ときどき外から歌声や怒声やサイレンが聞こえる。
うーん、治安が悪い?

危険なエリアのホテルに泊まった同行者によると、近くのコンビニはどこ?と聞いたら「4ブロック先だけど、夜の外出はやめとけ」とのこと。
とはいえ幸いにも渡航中に銃声が聞こえることはなかったそうな。

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Photos:
Streetscapes in the French Quarter, New Orleans;
Boiled crawfishes meet tabasco;
Police officer and police horse.

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