Cruse D, Chennu S, Chatelle C, Bekinschtein TA, Fernandez-Espejo D, Pickard JD, Laureys S, Owen AM.
Lancet. 2011 Dec 17;378(9809):2088-94.

大まかに述べると、植物状態の患者に音声による指示を与え、脳波で反応がとれたというものである。
植物状態は、大脳の認知機能などは絶たれているが、脳幹機能(呼吸・循環ほか)は保たれているというもの。遷延性意識障害とも呼ばれる。
「脳幹を含む全脳機能の不可逆的な停止」という脳死とは異なり、自発呼吸ができるので一見するとただ横になっている人のようにみえる。
重度の意識障害の患者を植物状態と診断するとき、体動で反応できないことなどを基準にする。 しかし最近の脳機能画像的研究により、そうした患者のうちに脳内では反応が出来ていることを示すことができるとわかってきた。